CASE#02
今回のお客様は「クッキングスタジオトマト」主宰の三橋早苗さん。
千葉伝統郷土料理研究会の認定講師でもある三橋早苗先生の千葉県・房総エリアに伝わる「太巻き祭りずし」を作る教室の取材をさせていただきました。
JR市川駅から徒歩数分、おしゃれな八百屋さんが1階に入ったマンションの2階部分で三橋早苗先生の料理教室が開かれています。
料理教室の名前にちなんだ真っ赤なトマトの看板に沿って進むと「いらっしゃい」と優しい笑顔で教室内に迎えていただきました。
本日は取材チームも太巻き作りを体験しながらお話を伺わせていただきます!
三橋早苗先生は10年以上も前からミツハシライスの酢飯をご使用いただいています。
太巻き祭りずしは華やかな絵柄表現とその絵柄が映えるように通常の巻物よりも酢飯を大量に使います。そのため10:00からの太巻き教室で使う酢飯を炊くのはとっても大変。しかも自炊したときに炊き上がりのごはんが練っていたり、酢飯を作る際にお酢の混ざり具合が悪いと味もばらけてしまいます。そうなるとリカバリーをするのは時間的にも体力的にもとてもじゃないがやりきれない。
そこで、ミツハシライスのごはん屋便を利用して、酢飯の品質と味の均一性の担保をしているとのこと。教室運営にはかかせない存在になっているようです。
千葉県の伝統料理「太巻き祭りずし」は、ハレの日のお祝い料理として親しまれ、華やかでバラエティーに富んだ絵柄が特徴的です。昔から伝わる太巻き祭りずしは醤油と砂糖で似たかんぴょうやでんぶを使用した素朴な模様でしたが、時を経る中で栄養のバランスも考えられ、今では色・栄養素・味が異なる多様な食材が取り入れられるようになりました。
食材の広がりに伴い、表現する絵柄も幅広く作られています。
三橋早苗先生の授業では、作る模様は生徒さんの要望を聞きつつ、今話題となっているキャラクターや事柄などをピックアップ。イラストレーターでもある三橋早苗先生が、優しいタッチで描いたイラスト入りのレシピを手作りしています。
三橋早苗先生との一問一答
どのような用途でごはん屋便を利用されたんですか?
千葉の伝統料理である太巻き祭りすし教室で使う酢飯のためです。
今回頼んだごはんメニューは?
いつも美味しく食べさせていただいている「酢飯」を頼みました。
どのくらいの酢飯を使われるんですか?
太巻き祭りずしは絵柄が豪華なため、その分サイズがとても大きいです。
酢飯は1本で平均500g使います。授業では生徒さんは1人2~3種類の太巻きを巻くので1人あたり1~1.5㎏の酢飯を使うことになります。
とってもボリューミーですね!1人では食べきれない・・・。
生徒の皆さんは、それぞれお家に持ち帰ってご家族で召し上がったりお友達に差し上げたりされてますよ。
(生徒の方々:家族や友人にも好評で良いお土産になっています!)
初!体験のごはん屋便取材チームの太巻き祭りずしの出来栄えはいかがでしょうか?
とっても可愛らしくできていますよ。(笑)
最後に「千葉伝統料理:太巻き祭りずし」の魅力についてどうぞ!
伝統料理なのに、古さを感じない、今まさに流行中、進行形の不思議な郷土料理です。
そしていつもすごいなと思うのは、季節だけでなく何かメッセージを持っているお寿司だと思っています。
見て面白い、作って楽しい、食べて美味しいを目指しています!
● ご利用いただいたメニュー
担当者 | 三橋 早苗様 〔クッキングスタジオ トマト主宰/栄養管理士/フードコーディネーター/イラストレーター/千葉伝統郷土料理研究会 認定講師〕 |
---|---|
住所 | 千葉県市川市新田5-7-17 |
巻いている最中は出来上がりの模様を想像するのがちょっと難しい。。
でも巻き上がって切ってみると、、感動!本当に綺麗な絵柄が出来た♪